看護師夫婦 育休

子育て


皆さん、日々の看護お疲れ様です(*’ω’*)!


今日の記事では、私達看護師夫婦の育休の取り方についてお伝えしていこうと思います。

看護業界では女性が特に多く出産を控えているご家庭も多いかと思います。

また、看護師夫婦のご家庭も少なくないと思うので、

私達の考える育休の取り方について是非参考になればうれしいです(*^▽^*)

そもそも育休とは?

育児休業とは、原則1歳未満のこどもを養育するための休業で、育児・介護休業法という法律に定められています。
育児休業の申出は、それにより一定期間労働者の労務提供義務を消滅させる意思表示です。
もし、お勤め先の就業規則に育児休業に関する規定がなくても、
法律に基づき育児休業を取得することができ、会社側は休業の申し出を拒めません。

厚生労働省HP


皆さんもなんとなくはイメージされているとは思います。


めちゃくちゃ簡単に言えば

子どもが生まれてから1歳の誕生日を迎えるまでに休業できるような制度のことですね。


正直、一番重要なのって育休自体のことではなくって

いったい育休をどれだけ取得したら、どれだけお金がもらえるの?って部分じゃないでしょうか?

出産手当金、育児休業等給付金について

育児休業等給付として、子の年齢や養育の状況に応じて、要件を満たす場合に出生時育児休業給付金、育児休業給付金、出生後休業支援給付金、育児時短就業給付金が支給されます。

厚生労働省HP


出産、育児をするにあたっての給付金がいくつか存在します。

それぞれをサイトをみて勉強した素人の私達が簡単に解説します(笑)

  • 出産手当金

出産予定日42日前から出産日から56日までの範囲での給付金を指します。

支給開始日以前の12カ月の平均月給の2/3が支給されます。(サイトには標準報酬月額とありますが、税金等がどのように反映されるかわからなかったので平均月給と記載しました…すいません。)

  • 出生育児一時金

出産するにあたって50万円が支給される給付金です。

およそ出産費用に充てられて相殺されるようなイメージですね。

私達は無痛分娩を予定しており、通常分娩よりも少し費用がかさみます。その足が出た分を窓口で負担する形になる予定です。

  • 育児休業給付金

こちらが一番のミソになる部分の給付金ですね。

子供の出生から1歳の誕生日の前々日までの期間で支給される給付金を指します。


期間によっての支給額が異なるため解説していきます。

出生後~6カ月の間は給料(額面)の67%、6カ月~1年の間は給料(額面)の50%です。

※給料(額面)については育休開始前の6カ月間の給料(額面)を平均したものです。


後ほど、私達看護師夫婦の実際のシミュレーションを載せますので参照ください!

支給額に上限が設定されているみたいですが、私達のような看護師では上限には引っかからないと思うので割愛します(笑)

支給要件もいろいろありますが、普通に看護師として働いているご家庭では問題ないと思うので、こちらの説明も割愛します(笑)

  • 出生時育児休業給付金

共働き・共育てを推進するため、子の出生直後の一定期間に、両親ともに (配偶者が就労していない場合などは本人が)、14日以上の育児休業を取得した場合に、出生時育児休業給付金または育児休業給付金と併せて 「出生後休業支援給付金」を最大28日間支給します。

厚生労働省HP


ママ、パパがともに育休を取得すれば最初の28日間は給料(額面)の13%が上乗せされるそうです。

国が両親ともに育児に参画できるようにすすめた制度であり、令和7年4月から制定されたそうです。


私達看護師夫婦にとっては非常にタイムリーな制度でありラッキーでした!(^^)!

これら上記をまとめると以下のようになります。

ママの場合

  • 出生前42日~出産後56日⇒出産手当金…月給×2/3
  • 出産時⇒出生育児一時金…50万円
  • 生後~6カ月の間⇒育児休業給付金…給料(額面)の67%
  • 生後~28日の間⇒出生時育児休業給付金…給料(額面)の13%
  • 6カ月~1年の間⇒育児休業給付金…給料(額面)の50%

パパの場合

  • 生後~6カ月の間⇒育児休業給付金…給料(額面)の67%
  • 生後~28日の間⇒出生時育児休業給付金…給料(額面)の13%
  • 6カ月~1年の間⇒育児休業給付金…給料(額面)の50%

となります。


ここが非常に大切なのですが、

実際にこれらの給付金は国から給付される形となり、非課税でかつ社会保険料がかかりません

受給期間中は年金の支払いも不要ですが、積み立ては継続されていると見なされるそうですよ。


なので、実際は約1カ月間は手取り100%相当、半年までは手取り80%相当、1年までは手取り67%相当が支給されるイメージとなるみたいですね!


けっこう割愛した説明にはなりますが、わかりにくかったらすいません。

詳しくは厚生労働省のHPを参照しただけたらと思います!


看護師夫婦のシミュレーション


実際に上記に説明した給付金の計算に基づいて

私達看護師夫婦が取得想定をしている内容で育休シミュレーションを作りました。

妻:Nana⇒産休と育休を1年間取得予定 給料(額面)⇒270,000円と設定

夫:Yasu⇒育休を6カ月取得予定 給料(額面)⇒360,000円と設定

妻:Nana

  • 産休手当金
産前産後休業期間2025年5月9日 〜 2025年8月14日
出産手当金¥609,560
出産育児一時金¥500,000
  • 育児休業給付金
育児休業期間2025年8月15日 〜 2026年6月18日
育児休業給付金¥1,638,900
出生後休業支援給付金¥33,972


夫:Yasu

  • 育児休業給付金
育児休業期間2025年6月19日 〜 2025年12月17日
育児休業給付金¥1,439,160
出生後休業支援給付金¥43,680


1年間の育休スケジュール

妻:Nana夫:Yasu
2025年5月 産休開始
2025年6月 出産※¥500,000
出産育児一時金
育休開始
2025年7月
2025年8月 育休開始¥482,400
育児休業給付金(1回目)
¥43,680
出生後休業支援給付金
2025年9月¥609,560
出産手当金
2025年10月¥482,400
育児休業給付金(2回目)
2025年11月
¥361,800
育児休業給付金(1回目)
¥33,972
出生後休業支援給付金
2025年12月育休終了
¥474,360
育児休業給付金(3回目)
2026年1月
¥361,800
育児休業給付金(2回目)
2026年2月
2026年3月

¥361,800
育児休業給付金(3回目)
2026年4月
2026年5月

¥270,000
育児休業給付金(4回目)
2026年6月 育休終了
2026年7月

¥270,000
育児休業給付金(5回目)
2026年9月¥18,000
育児休業給付金(6回目)



以上が私達夫婦の育休シミュレーションとなります。

文字だけじゃわかりにくいですが、表にまとめると把握しやすいですね。

パパも育休取得がしやすいように国が育休制度を改正してくれています。

それでも普段の給料と比較して給付金では収入が減ってしまうのが現状です。

パパの育休の取得率は30%ほどにとどまっているそうです。


私達の場合は無駄な浪費せず、ある程度節約して貯金をためていました。

経済的に夫婦で育休を取得して子育てに専念することにしました。


夫:Yasu
夫:Yasu

私が勤務する精神科病院でも今のところは男性看護師の育休取得も数人だけでした。

それでも職場から嫌な顔されることはなく同僚や上司も温かく受けれてくれました。

看護師という仕事柄、男性の育休取得の理解も得られやすいとは思います。



日本全体でそういった風土に変わっていき、両親で子育てができる環境になっていけば良いなと私達夫婦も願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました